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寒い寒いと思ったら一気に暖かくなり、桜も「待ってました!」ばりに一気に開花している今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。それでも信じ切れず衣替えができないカンナです。

先週の1日(土)、三味線かとう主催「桜吹雪ちとしゃん亭」に行ってまいりました。こちらは三味線かとうさんの店舗1階部分を開放したコンサートでして、笹木流からは私や桑さん他ルーキー2人、他にも津軽三味線、阿波踊り、民謡、南部三味線と、さまざまなジャンル入り乱れた会でございます。
師匠曰く去年もお話があったそうなんですが、去年は発表会が4月だったので見送っていたとのこと。わたくし今回初参加でございました。あまりにバタバタしていたため、ブログで告知するのをすっかり忘れておりました…思い出したのが31日夜、みたいな。

さて、普段の発表会ではお客様はほぼ身内、端唄が何か多少わかる方が大半ですが、こういった多ジャンル参加型ライブですとそういうわけでもなく、とても刺激的でしたねー。なんせ我々の前の出番の方はネコの着ぐるみで三味線&ジャズシンガーのコラボですし、マイクからの音が店の前にもスピーカーで響いておりますし、心境としては超アウェーな中弾き唄いしているようなもので。
それでも我ながら落ち着いてできたと思います。声もいつもよりはかすれず、まあ三味線の手は時々完全に止まりましたけど唄は止まらず、音の狂いも比較的少なく、とりあえず表面的には堂々と唄えたのではないでしょうか。着付けも衿元崩れず補正もばっちり、桜のかんざしを下向きに挿してしっとり、我ながら完璧なふるまいでござんした。人は成長するものですね!

なのに足が完全にしびれるとは。匍匐前進で退場しました。やったね!爆笑をさらったよ☆(死にたい)

とはいえおもしろかったです。三味線かとうの店主は私に師匠を紹介してくれた恩人でして、他にもその日の出演者のうち何人かはかとうさんに紹介されて今に至る方がいるとか。まさにキューピッドですね!
それなのにかとうさんにお邪魔するのが今回初めてで、7年越しでやっと挨拶ができました。「マンガ描いてる人ですよね?」と言われ恥ずかしいやら恥ずかしいやら。
いつか取材をしようかなと思いつつ、もう少し匍匐前進の傷が癒えてからかなとも思いつつ…