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ここ数週間、シーツを洗っちゃ干して雨に降られて洗い直し、干したらまた雨に降られて洗い直しを繰り返しておりますカンナです。梅雨って困りますね。まあ、干す前に考えろって話ですが。

先日、ものすごく久しぶりに上野の鈴本演芸場へ行ってまいりました。おそらく数年単位のご無沙汰で、落語自体以前浜松に行った時以来です。
というのも、6月中席夜の部のトリが鈴々舎馬るこ(れいれいしゃ まるこ)さんという方で、真打になられて初めての主任公演(というらしい)だそうな。
この馬るこさんは以前美きえ師匠のもとに端唄を習いに来ていた時期がありまして、その繋がりで師匠から情報をいただきました。三味線の稽古終わりに「このチラシ持って行くと300円安くなるのよ♡」というチラシを師匠から譲り受け、師匠の代わりにご挨拶という名目でたっぷり堪能してまいりましたとさ。
落語もそうですが寄席という空間はとても楽しくおもしろく、「ああええなーまた来たいなー」と行くたび思います。それなのにいざとなると、なんかきっかけがないと来るのを忘れるというか…
なので絶好の機会ってやつでしたね。後半はずっと笑いっぱなしでした。馬るこさんの落語も初めて聴いたんですがおもろくて!

終演後、出口で馬るこさんに師匠からの楽屋見舞いをお渡しして、ほくほくした気持ちで帰りました。たまの寄席はやはり良いですな!取材が絡まんと手放しで楽しめます!

鈴本演芸場は客席の前に折り畳みのテーブルがついてまして、皆さん思い思いの飲み物やら食べものをつまみながら鑑賞しておりました。仲入り後はあちこちでビール缶のプシュプシュ言う音がしてましたね。あとカップ酒。もしくはカフェのテイクアウトのコーヒー、私はペットボトルのお茶とぬれせんべい。
鈴本のこの雰囲気がけっこう好きです。数年前来た時は近くに座った人がマクドのポテトを持ち込んで、その匂いには閉口しましたけど。

東京には4つの定席(上野の他は池袋、新宿、浅草)がありますが、そういえば鈴本演芸場以外行ったことがありません。
うむ、寄席を廻るのもおもろいかもしれんと思いつつ、次に落語を聴くのはいつになる事やら…講談も聴いてみたいし浪曲とやらも聴いてみたいし。夢は広がるばかりです。