時差を理由にだらだら過ごせるのは帰国後何日までだろう。1カ月は引っ張れるか。カンナです。
先週ハワイに行ってまいりまして、結果帰国後瓦そばをつつきながら父が「やっぱワシしばらく旅行は1人でええ」と宣言する事となりました。それに関しては家族の意見一致でございます。
出発から機内調整で4時間遅れという逆ミラクルな事件が起きまして、父のたてた予定が狂いまくり、ハワイ着後も母と娘がタッグを組んで父の予定を覆し、通しで観ると3割ほど父と別行動というなかなか上島家的な旅行でした。「ほなワシあっち行くから30分後ここ集合な!」は家族旅行の定番のセリフですね。
初ハワイの印象は、なんか全体的にテーマパークって感じですね。ショッピングセンターのフードコートとか、以前従妹と言ったディズニーシーを思い出しました。
非日常的で、キレイで、スケールが大きくて、でも歩いてる人が海外の人ばかりで、しかも絵になる人ばっかりなので映画かドラマの世界に入り込んだよう。警備の人や掃除の人、店員さん、全員エキストラって感じでした。
入国審査にて、係の人に父は「あなた俳優?」母は「君は歌手だね?」私はライターですと言うと「ハーディパタだね?」と言われたのですが、最後なんじゃいと聴きなおすとどうやらハリーポッターの事のよう。書いとらんわラドクリフ。
母はこの一件にいたく感動してまして「ハワイでは役を演じなさいというアドバイスをやったんよ!だってここは幻想ありの国やから!」と、ちゃうんちゃうかなーまあ幸せやったらええか、な気分でおりました。
そういう意味でもテーマパークです。ハワイ、というかたぶんワイキキ一帯。
そんな中で印象的なのはチャリでしたねー。最近日本でもちらほら見かけるシェア自転車の「Biki」を活用しまして、ダイヤモンドヘッドの麓を一周したり住宅街を縦断したり、散歩するより快適にハワイを楽しめました。3段階調節付きなので、多少の坂道もへっちゃらです。
食事はけっこうなんでも美味しい。アヒというマグロステーキがお気に入りでした。マグロのサクを表面だけ焼いて、ふりかけ的なものをまぶしてマヨネーズやらガーリックやらこってこてに塗りつけた、日本でやったら豊洲の大将大激怒間違いなしの料理なんですが、なんかその反社会的なジャンクさがたまりまへん。
そんなこんなでハワイ、帰国した翌日に8時間ほどぶっ通しで文楽に浸ったせいもあってわりとすぐ余韻が吹き飛んだのですが、今回久しぶりに思い出してみました。
日常を忘れ、一個の俳優を演じたくなったらぜひ!
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