ようやく暑さも弱まり皮膚炎も徐々に快方に向かい、と思ったら夕べはえらい寒いのでついに着る毛布解禁、身体が温まったら温まったでかゆくなる皮膚炎、炎症は起こってないけど普通に乾燥してかゆくなっているそこかしこ、夜中2時に眠い目こすって「ここはステロイド…ここは尿素クリーム…寒い…手が冷たい…」とブツブツぼやきながらあちこち塗りたくる秋の夜長、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
カンナはもうちょい寝たら元気です。

来月発表会がありまして、そこで師範のお披露目があります。
ただいまそれに向けてもろもろ手配している最中で、一緒に名執になるカジさん@広島と相談しつつ励まし合いつつ進めておりますー

8年前に準師範になった際は手探りで、結果的には各方面にご迷惑をかけた記憶が強いです。初めての昇進で先人の経験談や教訓などもなく、そのくせ私自身何も調べず行き当たりばったりだったため、今現在いろんな手配を済ませながら8年前の自分をぶん殴りたい気持ちでいっぱいです。グーで。両頬。

あの頃と今の自分を比べて一番違うのは「人を頼る」ということだと思います。
基本的に無責任で丸投げ体質なのですが、準師範になった時&その後数年は「私がやらなきゃ!」「期待に応えんと!」と気負ってあせってばかりで、それはそれは空回りしておりました。
じゃあまた無責任で丸投げに戻ったのかというとそうでもはなく、丸投げできる所はするけど最終的な責任は自分にあると自覚もしてるといった感じです。

今年も師匠を始め様々な方の助けを得て当日を迎えられるわけですが、何かのトラブルで当日母が大阪から帯を持ってこれず美容院の担当さんが起き上がれず頼んでた原稿ができておらず品物も届かず、と「様々な方の助け」が軒並みおじゃんになったとしても、本番までに自力でカバーできる自信はあります。
とはいえやっぱりキレイな帯とステキな髪型、しっかり準備した物で迎えたいので、当日ひとつひとつ感謝しながら本番に挑みたいと思います。
この「自信と感謝」がこの8年間、どころかここ数年で芽生えたかもしれません。

マンガの方ではこの考えはもう少し前からありまして、マンガ家として「編集者を信頼はするけど依存はしない」と心がけておりました。
良い編集者さんは本当にかけがえのない存在なのですが、いなくなると思うだけで怖いのですが、だからといってその人に頼り切りになるとほんまにメンタル削れます。
だって編集者って変わるから!すぐ配置換えするしその前に打ち切られたりもするしなんなら定年あるし!
なのでワンチャンいなくても大丈夫、でも、だからこそいてくれると嬉しい!なスタンスで、おかげさまで歴代の担当さんや今の仕事関係など、良い距離感で仕事が続けられております。

人を信頼するには結局精神的に自立するしかなくて、それが自信と感謝に現れるのかもしれません。

なんちゃって。どうこの含蓄。不惑とはよう言うたもんやねー

というワケでね!いやーでしにっきの読者さんには申し訳ないんですけど!あれから美き嶋成長してるんすわ!師範なんすわ!
もう8年前みたいに泣かないんすわ!フリもオチもないんすわ!あかん自信を出せば出すほどフラグになる!いやでも大丈夫!なはず!

美輝の会
11月19日(土)、ムーブ町屋にて入場料無料
プログラム鋭意作成中(師匠が)

粋でいなせで自信と感謝に満ちた師範、笹木美き嶋が爆誕します。
フラグやないって!泣かへんって!嘘やと思ったら見に来たらええやん!でも最前列真正面とか座らんとって!あと目は合わせられへん!自信とは!