例えば『木遣りくずし』は1の糸と3の糸を調子笛の6番に合わせて本調子。
『芝にうまれて』は唄い手に合わせて低めに4番の2上がり、といったように
あらかじめ決められております。というか師匠が決めてくだすったんですが。
それに合わせて出番前に調弦し、本番に備えるのです。
しかし不肖カンナ、予算の都合で調子笛を買っておりません。
当初笛を持ってる諸先輩方をこっそり伺い「すんまへんが一吹き」とねだって
いたのですが(それもどうかと思いますが)最終的にはマイコさんと師匠に
頼りっぱなしになってしまいました。
来年までに調子笛を買わないと。三味線のように中古は…嫌だなやっぱり。