「これはもう春やろ!冬物今度こそいらんやろ!レッツ清々しい衣替え!」と思った矢先のこの冷え込み。カモン着る毛布。カンナです。

今年は国立文楽劇場開場35周年ということで、4月公演、夏公演、11月公演と分けて仮名手本忠臣蔵を通しで上演するとのこと。4月公演は大序から四段目まで、すなわち切腹まででございますー

忠臣蔵やし行きたいと思いつつ、なかなかスケジュールが決まらず、駆け込みでチケット取って滑り込みで金曜に行きました。ギリギリセーフ!
第一部は11時から、おなじみ豊竹芳穂太夫氏のご厚意で舞台裏を案内してもらえるということで10時過ぎには大阪の日本橋へ。ということで前乗りで実家に泊まろうと思ったら、絶賛リフォーム中で寝床がないらしく、始発で帰阪して終電で上京しました。無計画って怖い。

で、売ってましたよ『マンガでわかる文楽』!
「新発売」のシールが貼られ、試し読みオッケー状態で他の本と一緒に置かれてましたよカウンター上!
来月は東京公演があるので、東京の国立劇場でも売ってあるはず!それはもう!手に取って試し読みしたい方はぜひ!『妹背山婦女庭訓』通し上演と共にぜひ!

ちなみにプログラムの領収書をもらう時「宛名はいかがなさいますか?」と訊かれ、横にあるマンガ指して「これで(ニッコリ」と言いたかったけどやめました。
私が店員ならただただ困るし。

ところで忠臣蔵、なんでそんなに観たがるの?って話ですが、文楽の演目の中で一番観てる&調べてるしかも歌舞伎も複数回観てるそしてマンガにも描いてるので、いろんな角度から楽しめるのです。こんだけ観てると技芸員さんの差も明確にわかって、初見の新鮮さと違うおもろさがありますねー。
次の夏公演では五段目から七段目…おかる中心の世話物シーンでございます。今年のおかるは誰が語るんかしら!でもその前に行けるんかしら!そして実家に泊まれるんかしら!