そういや2月14日ってバレンタインでしたね。その日noteにてマンガをアップしましたが、バレンタインと何ひとつ関係ありません。なんなら人生でチョコをあげたことがありません。ただしもらったことは何度か。チョコ美味しいよね。

では今年のバレンタインは何をしていたかというと、デビュー時お世話になっていた恩人ジジイこと教授に会ってきました。そういや長い付き合いですけどチョコとかあげたことないなあ…実家から届いた柿はあげた覚えがありますが。
教授とはとりあえず年一回今も会ってまして、近況報告&叱咤されております。ありがたい存在ですね。
(※ちなみにでしにっきではジジイ呼びですが、出会った当初つけたあだ名は教授なので当ブログでは教授と呼ばせていただきます。美大時代のデザイン科の教授にそっくりなのです)

ここ5年仕事をしたいろんな編集さんとジジイの決定的な違いは、作家の自主性を尊重するかしないかという点やと思います。
昔気質の教授は「カンナさんの描きたいものを描きたいように描いてみよう」なんてめったに言いません。
「強い女キャラでポジティブな感じのギャグ描いてみな」と、めっちゃ具体的な指示が飛びます。
かつては「完全サイレントでミーアキャットもの」とか「出てくるだけで笑えるくらい作風の違う女キャラ」といった無茶振りがありましたっけ…苦労したわ。
教授と離れて以降、提案はされても指示されたことはあまりないです。もちろんその方が実力を発揮できる作家さんもいるでしょうし、私も描きたいことを自由に描き散らかすのはものすごく楽しいです。
ただ、今の私はわりと五里霧中なので、方向性を示してくれる存在はけっこうホッとします。
まあ当時と違い今はnoteで描きたいものを描きたいように描いているので、違うベクトルで取り組むのも新鮮と感じる余裕があると言えるかもしれません。

何より今なお気にかけてくださるので良い人です。
ハンバーグおごってくれたのでますます良い人です。
来年会う時は良い報告ができるよう、今年もがんばります!2月中旬過ぎたけど!