去年の年末から予兆は感じていたものの、まだ大丈夫と爽やかな外干しで洗濯ライフを送ってきたのですが、いよいよ己をごまかせなくなり3ヶ月の部屋干し期間に入りましたカンナです。
次にベランダに出るのはゴールデンウィーク後でしょう。果たしてそれまでベランダサンダルは無事でしょうか。

先日noteにてたびにっき第1話を公開しました!
徳島取材旅行のとりあえずプロローグとなっておりまして、全体で5,6話仕立てになる予定ですー
いったん全話アップした後で、おまけになんぞプラスして有料マガジン化もしくは電子書籍化しよかなーと思ってます。最初から有料やとプレッシャーがね…あと無料のうちなら監修後付けで頼めるかなとも。
とりあえず次の第2話は準備編、桃の節句までにはアップしたいところですー

徳島から帰ってはや3週間、おかげさまで元気です。が、周りがバタバタ体調崩してまして、逆に私が何かしら徳島から持ち込んだのか!?とすら考える始末。
とはいえ花粉症以外なんら不調はございません。ただその花粉症がここ3週間でめきめき頭角を現してる感。「私の出番ですね☆」じゃねえよ!

ところでただいま文楽の東京公演真っ最中でして、初日がコロナ感染者が出たおかげで1週間遅れたのですが、行ってまいりましたー
で、去年から知人を一人文楽沼にひきずりこもうと画策してる最中でして、とりあえず年末の文楽鑑賞教室に誘い、今回の2月公演では第二部をおススメしました。
理由はただ一つ、第二部の演目『加賀見山旧錦絵』で勘十郎氏師匠がお初を遣うからです。こんなん全国民が観ればええやん!
以前勘十郎師匠のお初を観た時に心を掴まれまして、めっちゃ好きな演目になりました。女忠臣蔵というのもええですねー

とはいえ人に勧めるのはプレッシャーなもんで、今月初めに
「初心者に第二部勧めた?何考えてんの?」
「どう考えても二月は第三部でしょ」
「それで伝道者気取りですか」
などと周りの人からさんざん責められる、夢を見たくらいです。今年も安定のありんこメンタル。

そんな中、先日自分で第二部を観まして、ああ私は間違ってなかったなと確信を持てました。
勘十郎師匠のお初はもちろんですが、和生師匠の尾上も清十郎師匠の岩藤も素晴らしく、久しぶりに三味線より人形に釘付けになってしまいました…そんな中ちょいちょい聞こえる三味線の気になる旋律!たまらず床に目をやれば千歳さんと織さんの表情筋が大活躍しとる!目が足りん!
普段は三味線メインで楽しみますが、そしてそれもまた醍醐味なのですが、こういう三業全部気になる舞台はやはり至福ですな!
なのでやはり第二部がおススメです。全国民が観ればええやん!

第一部は選り取り見取りでお得感満載って感じです。慶事(二人禿)、時代物(御所桜堀川夜討)、世話物(艶容女舞衣)コンプリートしてますからね!
第三部は週末に観ますが、平家女護島と釣女っていうのも楽しみですけどねー
てか三味線がずらっと並ぶ演目は全部好きです。なんていうか、ショウウィンドウ感覚というか。
たぶん三味線弾きのシルエットクイズがあったら全問正解できると思います。左手の動きだけでも正答率8割超える自信ありますね。はいそこ変態とか言わない。