家にある漢方薬が葛根湯以外に3種類を超え、私もいよいよやなと。カンナです。
腰とか膝いわすたび「運動しよう!」と誓うものの、いわしてるため安静第一で何もせず、治る頃にはコロッと忘れるのでここ10年ほど運動不足です。体育会系と言われたのも今は昔のものがたり。

ただいま文楽公演真っ最中でして、鑑賞教室もあるので文楽初心者はこぞって行くがいい。
本公演の『本朝廿四孝』はストーリーが進むほどにカオスでツッコミ所満載で、一周廻っておもろいどころか竜巻のごとく大回転な演目です。
物語に明確な筋道を求め、ストーリーを一から十まで追わないと楽しめず、好きな言葉が「理路整然」嫌いな言葉が「千錯万綜」、という方には不向きです。
カオスを楽しめる方はぜひ!脳からなんかいろいろこぼれる感覚がたまりません。これ褒めてるんかな。

鑑賞教室の方は『絵本太功記』時代物でわかりやすいストーリーなので、初心者には断然こっちですねー。
『絵本太功記』は全十三段、『尼崎の段』は十段目なので通称『太十たいじゅう』、主役の光秀の苦悩が聴かせどころの見せどころと言われております。
光秀の首である文七がかっこよいのよ…
人形取材した私レベルになりますと、誰よりも早く「このおじいさんの手、あまりに複雑な構成のため首と同じくらいの値段がするといわれている「つかみ手」…?ということはこの人ただ者やない?」と気づける目を持ってます。
ただそんな目がなくても無料でもらえるプログラムに正体ばっちり書いてます。

文楽の興奮冷めやらずブログを更新してしまいました。忠臣蔵がまとまらない現実逃避ともいう。
それでは保湿クリームのためかすぐ剥がれる湿布をだましだまし貼り直し、作業に戻りますー