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バレエを観た翌日文楽を観た翌日狂言を描いて今忠臣蔵を描きながら三味線の練習曲を聴く今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうかカンナです。クリスマス?何その南蛮文化。

バレエというのは東京バレエ団の『ザ・カブキ』!『仮名手本忠臣蔵』をモチーフにしたバレエなんですねー。振付や演出はフランスのモーリス・ベジャール、音楽は黛敏郎ということで、ずっと観たいと思っていたものです。
写真とか見る限り色物と思ってましたが、けっこう忠実!兜改めで高師直が顔世御前にちょっかいかけたり、おかる勘平がいちゃついてる間に大さわぎになって二人逃げたり、おかるのおとっつぁんが斧定九郎に殺された直後にハリボテ猪が駆け抜けて勘平の玉が当たったり…観てない人には何がなんやらでしょうが、とにかく忠実なのです。
そしてテンポがいい!当然ですが無言劇なので、サクサク話が進みますね。それでいて、日舞とは違うバレエの美しさがあって、とても観ていて心地が良いです。まあ見慣れない動きが普通にギャグにしか見えなかったりするんですが、それはご愛嬌。我が同居人(百均のデッサン人形)にしか見えない瞬間も多々ありました。

文楽の忠臣蔵というよりは、題名通り歌舞伎の忠臣蔵に流れや演出が近いです。なので歌舞伎の方を観たことある人にはぜひ!
でも音楽には文楽の義太夫節が、てか先代の豊竹呂太夫・鶴澤清治の録音が使われております。むしろそっちも全編聴きたい。先代の呂太夫初めて聴いたかもしれませぬ。
人生初バレエでしたが、めっちゃ楽しめました。
まあ翌日文楽鑑賞教室に行った折、芳穂さんに報告したところ「全身タイツに羽織で討ち入り…?」と混乱してましたが。そらそやね!

そして突然ですがお知らせです。
WOWOWの正月特番にて、解説イラストを担当することとなりました!
番組ページはこちら

今年9月に3日間パリで披露された、野村家三代の『三番叟』と狂言『月見座頭』が放送されるということで、合間のミニコーナーで三番叟の解説や見どころ紹介なんぞいたします。
このお話、けっこう急に決まりまして、感じとしては
「解説マンガお願いできますか?」
「喜んで!」
「では明日打ち合わせして来週ラフ提出して再来週〆切のち次の週放映です」
みたいな。
ただいまラフの修正待ちでございます。この間に文楽本の方を進めねば…

ものすごくタイトなスケジュールですみませんと先方は恐縮してはりますが、週刊連載より全然余裕。資料も全部揃えてくだすって、図書館通いも1回で済みましたし、去年の「でしにっき忠臣蔵回+プレゼンツ!」より健康的な生活です。人間苦労はしとくもんですね。もう二度と週2連載なんかするもんか。

テレビでイラストを描くなんて初めてなので、もしかすると山のように修正が来るかもと恐れおののきつつ、新しい種類の仕事にちょっとワクワクしております。
番組の内容も『三番叟』を世代別で立て続けに観られるという贅沢さですので、WOWOWご加入済の方はぜひ!『三番叟』が何なのかわからなくても大丈夫!絵で解説してますよって!

さて、今年も残りわずかです。願わくば年内に大掃除をしたいなと、床にこびりついている何かの汚れ(見ようによっては人の顔)を横目で見ながら、年明けまで引きこもりたいと思いますー。
年内もう一回ブログ更新できるかどうか定かでないので、今のうちに良いお年を!

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